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論文

Validity of the geometric-progression formula in approximating gamma-ray buildup factors

播磨 良子*; 坂本 幸夫; 田中 俊一; 川合 将義*

Nuclear Science and Engineering, 94, p.24 - 35, 1986/00

 被引用回数:236 パーセンタイル:99.84(Nuclear Science & Technology)

制動輻射や蛍光X線を考慮した鉛のガンマ線再生係数及びホウ素の低エネルギーガンマ線に対する再生係数は、透過距離がおおきくなるにつれて急激に増大する。従来の方法ではこのように急増する再生係数を精度良く近似することは困難であったが、幾何級数(GP)法では精度良く近似できることを確認した。GP法のパラメータが物質中でのガンマ線スペクトルの変化を良く反映していることを見出した。さらに、ガンマ線再生係数を用いる遮蔽計算コードにGP法を組み込むために、再生係数のエネルギー内挿及び40mtp以上への深い透過に対する外挿の方法を提案し、その有効性を確認した。

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